3Dプリントグループ

装蹄療法用蹄鉄の性能検証用ウマ肢模型の開発

馬の蹄を保護する馬具である蹄鉄のうち、肢勢矯正や怪我の治療を目的とした装蹄療法という措置に用いられる特殊蹄鉄がある。 装蹄療法は馬の健康や成長を守るための重要な措置だが、特殊蹄鉄の中にはその性能が明確でないものがある。 そこで、ウマ肢の負荷条件を模したウマ肢模型を開発し、それに特殊蹄鉄を履かせた試験により蹄鉄の性能を評価することを目的とした研究を行っている。

ウマ肢模型は装蹄療法にて重視される骨や靭帯、蹄といった部位を再現しており、CADによるモデリングののち3Dプリントで造形した。 蹄鉄の性能を検証する手段として、有限要素法によるシミュレーション、及びウマ肢模型とひずみゲージを用いた実験を行っている。